2025年8月、All Hereの瞑想研究チームは、インド・ハイデラバードにあるハートフルネス本部で、約1,000名の実践者の皆さまとともにサイレント瞑想に参加しました。セッションは、ハートフルネス・オーガニゼーションのリーダーであり、シュリ・ラム・チャンドラ・ミッション会長でもある、カムレシュ・D・パテル(ダージ)氏が進行しました。
All Hereの研究チームは、EEGを用いたQM(瞑想の数値化)セッションを実施し、ハートフルネス瞑想の熟練した実践者の皆さまとともに、ハイレベルな実践を探究しました。セッションは穏やかな静けさに包まれ、深い瞑想へと集中しやすい環境が整っていました。
各国から集まった参加者の皆さまは、脳活動を科学的に調べるこの取り組みに意欲的に関わりながら、ハートフルネスの「寄与」「受容」「浄化」という実践を通して、深い瞑想を探りました。
ハートフルネスのリサーチコーディネーターであるヘスター・オコナー博士に、心より感謝申し上げます。科学の力で瞑想を発展させていこうとするハートフルネス・コミュニティの情熱を受け、今後の協働がさらに広がっていくことを楽しみにしています。
ハートフルネスの研究チームは最近、ハートフルネス瞑想に特徴的な神経指標として、ガンマ波を確認した研究成果を発表しました。伝達、受容といった実践が、脳の高周波活動にどのように影響するのかが示されています。こうした知見は、心を中心に据えた瞑想を科学的に検証していく上で、新たな手がかりとなっています。
今回のハートフルネス本部での時間は、心、伝統、そして科学が交わり、瞑想への理解をより深めていくうえで大きな一歩となりました。
これからも、科学とテクノロジーとともに、瞑想を広めていく取り組みを続けていきます。