今回の代表団は、チュオン・ゴー博士(瞑想研究ディレクター)、ロドリゴ・エリサルデ(特別プロジェクトマネージャー)、モニカ・スタシティテ(瞑想研究員)の3名。未来の倫理的リーダーシップと人間の能力開発を担う人々と交流し、学びを深めました。
グルデヴ・シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカール氏との出会い
世界的な人道活動家であり、アートオブリビングの精神的指導者でもあるグルデヴ・シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカール氏とお会いできたことは大きな喜びでした。彼の誠実さ、思いやり、そして温かい存在感に深く心を動かされました。対話を通じて、現代における瞑想の重要性について共通の理解を見出し、多くの人に実践を広めたいという思いを共有しました。
私たちはAll Hereの使命とビジョンをご紹介し、共に目指す方向性について意見を交わしました。今後は、インド・ベンガルールにあるアートオブリビング本部を訪問し、上級実践者との出会いや知識交流を重ね、瞑想の科学的基盤をさらに探求していく予定です。
アートオブリビング実践者とEEG研究
私たちのチームは、アートオブリビングの上級瞑想実践者や指導者による瞑想セッションで、「瞑想の数値化」を目的としたEEG(脳波)記録を行いました。これらの記録は、瞑想状態を科学的に理解する手がかりとなり、瞑想の数値化におけるベンチマーク作りを支えています。
バーゼルでの体験は、瞑想が個人の深い旅であると同時に、測定可能な学びにもなり得るという私たちの信念を強くしました。アートオブリビングのような伝統ある団体とのつながりは、長い年月に裏打ちされた実践が、パフォーマンス志向のアプローチをどう支えられるかを知る貴重な機会です。古代の叡智と現代科学をつなぐ架け橋となるのです。
科学とテクノロジーとともに瞑想を広めましょう